北米スタイルの代表格ともいえる北軽井沢H邸。
プロポーションに徹底的にこだわった施主様の想いのこもった家です。

横浜市内にお住まいで東京都内に会社を持つHさんは長きに渡る企業人としての疲れを癒す住宅創りに、4年間に渡り燃えまくっていました。
画家でもあるHさんは、家は美しいプロポーションで、絵にならなくてはならないと、徹底した計画を練ったんですね。急勾配地だった敷地も家を美しく見せる為、完全な平坦地とし、家に向かって若干の勾配をとるという徹底した造成計画からスタートしました。
Hさんと私、間島はお引き合いの段階からデザインの真剣勝負が始まり、住宅創りの波長を統一して、一気に3年近くもモチベーションを上げっぱなしで突っ走ってきました。激突激論の成果でこんなに素晴らしい家に完成しました。Hさんご手製のペーパークラフトのモデルは建築前から何度も検討され、思い通りの家が実現したという感じです。

  H邸データ

所在/ 群馬県吾妻郡
長野原町北軽井沢
竣工/ H18年9月 スタイル/

アーリー
アメリカン
敷地面積/ 1303.00m²
(394坪)
建築面積/ 127.54m²
(38.64坪)
延床面積/ 165.42m²
(50.12坪)
1階/ 105.86m²
(32.07坪)
2階/ 59.56m²
(18.05坪)
部屋数/ 2LDK
(縦列2台ガレージ)
こだわりポイント 徹底したプロポーションの構築と落ち着いたカラーリング



計画段階からは5~6回変更になった階段ホール。
全体のカラーコンセプトがグレーブランの木質感とオフホワイトのドライウォールだったので、その象徴となるこのホールはHさんのコンセプトが凝縮されたものになりました。




このホールの正面突き当たりにある窓は「これぞピクチャーウィンドウ」とまさに絵に描いたような景色。
移り行く季節と共に絵が変化していくなんて、画家泣かせの窓ですね。

階段ホールよりリビングを眺めた内観です。違和感の全くないコラムとKEYSTONEをあしらったアーチの先には、装飾折り上げ天井の効いた空間が広がります。
薪ストーブのデザインもこの空間の重要なアイテムです。


キッチン、洗面に使われたキャビネットはフローリングの色と同色に仕上げたオーダーメイド。
全くぶれない施主様のこだわりが随所に現れているという象徴ですね。

お施主様のお気に入りⅠ
階段ホールと対面になるキャットウォーク。
秘密の部屋に忍び込むシュールな風景ですね。

お施主様のお気に入りⅡ

施主様お気に入りのビュー。両開きドア越しのダイニングルームでワインが招きます。

ガレージも立派な居住空間。愛車と共に過ごす至福の時間。


  間取り図



H社長、ホントご苦労様でした。いいプロジェクトでしたね。建築以外でも色々勉強させて頂きました。
しかしながら徹底とこだわりにおいて、いくつか妥協してもらったり諦めてもらった事も有って「ゴメンナサイ」です。北軽井沢のモデルハウスとして今後共宜しくお願いします。

■設計・施工  American Balratt Homes